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2023-10-04

リベロのリフォーム講座-55 木材を使った内装のメリットと注意点:リベロコート

日本の住宅において、木材は内装の中心となるとても重要な材料です。木材はその温かみと美しさから、インテリアに魅力を与えるだけでなく、健康面でも多くの利点があります。この記事では、木材を使った内装のメリットと注意点について詳しくご紹介します。また、フロアコーティングなど、長持ちさせるためのメンテナンスのポイントにも触れます。

木材を使った内装のメリットと注意点

木材の内装の利点

温かみと美しさ

木材は自然の温もりを感じさせ、部屋に美しさをもたらします。その経年変化も魅力の一つで、年月が経つごとに木目が深まり、味わい深くなります。最近では、エイジング塗装といって、わざわざ味わいを出すために新しい内装などにわざと古くなったように見せる塗装などもあります。フローリングの材料も、さまざまな雰囲気のものを選ぶことができるようになりました。フローリングによってお部屋の印象も大きく変わりるので、内装の中でもとても重要なポイントとなります。

環境への配慮

木材は再生可能な資源であり、森林管理によって材料が供給されています。森林はSDGsへも貢献します。山は多くの水を蓄えており、日本の豊な水資源を支えているのですが、それも森林があるからこそ土砂崩れなどを起こさずに水を蓄えることが激ます。また、森林には地球温暖化防止の役割も果たしていると言われます。さらに、木材の使用によって森林は再生され、持続につながります。

林野庁HP 「森林×SDGs」

健康への配慮

木材は自然素材であり、化学物質をほとんど含みません。そのため、アレルギーのリスクや室内空気品質の懸念が少なく、健康的な居住環境を提供します。施工の際には安全性が確認されている素材であることを確認することも重要です。但し、木材を加工する際の塗料や施工の過程で使用する接着剤などに有害物質が含まれていないかを確認することも大切です。また、フローリングの場合はフロアコーティングを使用すると、有害物質を封止する効果があるので、検討してみてはいかがでしょうか。

保温性と調湿効果

木材は優れた保温性を持ち、室温を一定に保つ助けになります。また、木材は湿度を調整し、室内の湿度を安定させる役割も果たします。但し、保温性・保湿性は内装に木材が使われているだけでは不十分なケースがあります。窓、カーテン、壁材などを併用すると、機能性を更に高めていくことができます。

木材の内装注意点

メンテナンス

木材の内装を長持ちさせるために、定期的なメンテナンスが必要です。床や建具の表面には傷がつきやすいため、掃除やワックス掛け、塗装などのケアが必要です。フローリングの場合は、フロアコーティングで20年以上にわたって水拭きだけで美しさを保つことができます。

湿度管理

木材は湿度の変化に敏感です。乾燥しすぎたり、湿度が高すぎると、反りやひび割れのリスクがあります。適切な湿度を保つため、加湿器や除湿器を使用することを検討しましょう。また、高い調湿効果を持つ珪藻土塗り壁材「MPパウダー」の使用がおすすめです。

日光の影響

木材は太陽光線にさらされると色あせや変色が生じることがあります。窓にはUVカットフィルムやブラインド、カーテンを取り付けて、日光から保護しましょう。

木材を使用した内装は、美しさと健康面の利点を提供する一方で、適切なメンテナンスと注意が必要です。これらのポイントを考慮しながら、木材を活用したインテリアを楽しんでください。

 

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