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2023-12-14

リベロのリフォーム講座-98 北側の部屋「断熱」を重視したリフォーム

今回ご紹介するリフォーム事例は、北側の和室2間を約12畳の洋室です。この改装では、北側の部屋特有の寒さ対策を特に重視しました。首都圏近郊のマンションなどでも、北側のお部屋は冬の暖房によって結露が発生する場合があります。結露はお部屋を汚すとともに、床や建具の腐食・カビの原因にもなります。フロアコーティングも、カビの発生を予防するために効果的な手段です。このように、お部屋の場所によってしっかりとした対策が必要になります。

フロアコーティング_北側の部屋の改装

断熱効果を高めた北側の部屋のリフォーム事例

寒さ対策の工夫:インナーサッシ

フロアコーティング_北側の改装

内窓と珪藻土

今回の改装では、北側の部屋に対応した寒さ対策を行いました。まず、窓にはインナーサッシを取り付け、冷気の侵入を最小限に抑えました。インナーサッシは既存の窓はそのままに、内側に取り付けるので、工期も短く、コストも抑えることができます。また、既存の窓と内窓の間に空気層ができるので、冬の暖房、夏の冷房効果を高めます。冬の間は冷たい空気が直接内窓のガラスなどを冷やすことを抑制できるので、結露でお困りのお部屋がある場合には、ますはこのインナーサッシの取り付けをおすすめしています。さらに、内窓は防音、防犯効果を高めるというメリットもあります。

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珪藻土で湿度調整:快適な空気環境と結露防止効果も。

壁と天井には、寒さ対策と調湿機能の高い珪藻土を塗布しました。これにより、外部の寒さから室内を守りながら、快適な湿度を維持することが可能となりました。珪藻土は、室内の湿度を調整するため、インナーサッシと併用すれば、特に冬場北側のお部屋の結露対策に効果的です。さらに消臭効果もありますので、快適なお部屋づくりのためには絶対におすすめの素材です。

高機能珪藻土塗り壁材 MPパウダー

床の断熱材とウールの絨毯

床の断熱材施工の様子

断熱材の施工風景

床には寒さ対策としてフェルトの代わりに、さらに6mmの断熱材が導入され、その上にはウールの絨毯が敷かれました。断熱材は、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を実現します。インナーサッシ、珪藻土とこの断熱材で、冷暖房効果を高め、エネルギーの節約にも結びつきます。また、絨毯は足元の快適さだけでなく、部屋全体の雰囲気を優雅に演出しています。

 

 

 

クローゼットのリフォーム

クローゼットもリフォーム

改装を通じて、北側の和室を快適でエネルギー効率の高い洋室に改装しました。これにより、住む人々は夏や冬の寒暖差から解放され、心地よい空間で日々を過ごすことができるでしょう。この部屋は寝室として使用するので、クローゼットもコンパクトで効率よく収納できるように作り直しました。
今回の事例では、床を絨毯にしましたが、人気の高いフローリングにする場合には、フロアコーティングを施工することで、手間をかけずに床を汚れや傷から守り、カビの発生を抑制することが可能です。現在お住まいのお部屋に不具合や不満をお持ちの方は、さまざまな経験から改善策を提案いたしますので、リベロコミュニケーションにお気軽にお問い合わせください。

 

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