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2023-09-25

リベロのリフォーム講座-50 マンションと戸建て住宅の内装の違い:リベロコート

フロアコーティングをはじめとするコーティングは、新築時、リフォーム時に施工するのが効果的です。特に住宅の特徴を理解した上で適切な機能性を強化していくことが必要です。一戸建て住宅とマンションは、異なる特徴を持ち、内装において異なるポイントに注意が必要です。通気性、断熱性、外構、防音対策、収納スペースなど、重要なポイントを比較してみましょう。

フロアコーティング_新築物件イメージ

通気性

⚫︎戸建て住宅

一戸建て住宅は独立して建てられるため、通気性を確保しやすい特徴があります。窓や換気扇の配置を工夫することで、新鮮な空気を取り入れ、室内の空気の循環を改善できます。建売住宅の場合は、ご購入の際に通気性についても十分に確認してください。マンションと比較して、通気性が良いことが戸建て住宅のメリットです。そのメリットを活かした選択が重要です。

⚫︎マンション

マンションの通気性は、建物の構造によって制約を受けます。制約された条件の中でも「風の通り道」を確保された物件を選択すると良いでしょう。実際にお部屋を下見する際には、窓を全開にしてみて、通気を確認することをお勧めします。また、分譲マンションでは機密性が高いため、室内の空気環境には十分な配慮が必要です。空気環境が悪いと、生活臭、カビや汚れの発生にもつながります。

断熱性

⚫︎戸建て住宅

一戸建て住宅は外気からの影響を受けやすいため、断熱性が重要です。適切な断熱材や二重窓の設置など、冷暖房効率を向上させる取り組みが必要です。特に、室内の温度に大きな影響を与えるのが窓です。電気代などの節約のためにも、窓の断熱機能を高めたり、カーテンを上手に使ったりして、空調効果を高める工夫が必要です。。

⚫︎マンション

マンションは近隣住戸と共有の壁を持つため、一戸建て住宅と比較して断熱性が高い傾向があります。それだけに、外気温と室内温の違いから、結露が発生しカビの原因になるケースもあります。結露については、室内の湿度調整機能にも関係するので、調湿効果の高い、珪藻土などの壁を検討することもお勧めです。

外構

⚫︎戸建て住宅

一戸建て住宅は個別の敷地を持つため、外構デザインの自由度が高いです。庭やテラス、プールなどを設計に取り入れ、屋外との調和を図ることができます。

⚫︎マンション

マンションの外構デザインは共用スペースに制限されますが、共用庭園やバルコニーの美化に工夫を凝らすことができます。

防音対策

⚫︎戸建て住宅

一戸建て住宅では隣人からの騒音が比較的少ないですが、外部からの騒音に注意が必要です。二重サッシュは防音の面でも効果的です。特に窓の面積が大きい物件では、二重サッシュによって防音・断熱の一石二鳥の効果が期待できます。

⚫︎マンション

マンションでは共用壁に隣接しているため、隣人からの騒音に対する防音対策が重要です。また、振動音などにも気をつける必要があります。音は、窓から漏れるケースが多いので、二重サッシュなどが有効です。二重サッシュの取り付けが難しい場合は、インナーサッシュ(内窓)の取り付けをご検討ください。

収納スペース

⚫︎戸建て住宅

注文住宅の場合は、収納スペースを豊富に設計できます。クローゼットや物置スペースは通気が悪くなってしまいがちで、防カビ材、除湿剤などを入れていても効果に限界があります。クローゼット内に珪藻土を施工したケースもありますが、通気、湿度、臭いには十分な配慮が必要です。

⚫︎マンション

マンションの収納スペースは限られているため、効率的な収納ソリューションが必要です。クローゼットはどうしても通気性が悪くなってしまうため、調湿効果のある内壁などにすると、カビやニオイの発生を抑制できます。

一戸建て住宅とマンションはそれぞれ異なる特徴を持ち、内装デザインにおいて異なるポイントに注意が必要です。住まいを選ぶ際や内装を計画する際に、これらの要因を考慮することは、快適な居住空間を実現するために重要です。また、ご購入時の状態を、手間をかけずに長期間維持するためにも、フロアコーティングや水周りの防カビコーティングはおすすめです。長期間、傷や劣化を防ぐコーティングは、大切な住まいの資産価値を維持する効果も期待できます。内装の機能性についてもお気軽にお問い合わせください。

 

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