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2023-08-01

リベロのリフォーム講座-21「材質による違い」:リベロコート

フロアコーティングの施工で後悔しないために、木製フローリングの種類によってどのコーティング剤を選ぶのかがポイントの一つとなります。天然木に近いものや一般的なリビング用のフローリングなど、種類によって木材の特性や用途が異なるため、適切なコーティング剤を選ぶことが重要です。

フローリングの床

【天然木フローリング】

天然木フローリングは、自然な風合いや木目の美しさが特長です。この種類のフローリングに適したコーティング剤は、ウレタン系やシリコン系のものが挙げられます。ウレタン系、シリコン系ともに耐久性が高く、床を傷や汚れから守りながら、美しい仕上がりを持続させます。但し、天然木の場合は表面加工があまりなされていないので、コーティング剤を多く吸い込むため、場合によっては3度塗り、4度塗りが必要な場合もあります。

【合板フローリング】

合板フローリングは、天然木よりも経済的でありながら、風合いがあるため一般的に利用されます。この種類のフローリングには、シリコン系のコーティング剤が適しています。シリコン系コーティングは薄く仕上げることができ、フローリングの色や模様を損なわずに美しく保護します。合板フローリングの耐久性を高めつつ、費用を抑えたい場合は、シリコン系のコーティングが最適です。

【リビング用フローリング】

リビングなどの一般的な用途で使用されるフローリングには、耐久性と美しい仕上がりを両立させるコーティング剤が求められます。ウレタン系やシリコン系のコーティングは、リビング用フローリングに適しています。リビング用フローリングは表面が綺麗に仕上げられているため、滑りやすい材質でもあります。そのため、フロアコーティングを行う場合は、滑り止め効果のあるタイプをお勧めします。

重要なのは、フローリングの種類に合わせてコーティング剤を選ぶことで、木製フローリングの特性を活かし、美しさと耐久性を引き出すことができる点です。フロアコーティング専門家に相談しながら、最適なコーティング剤を選んで、理想の床を実現しましょう。

 

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